認知症 身元不明18年の男性 「野村さん」との認識

by i Sayama事務局
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 1996年に狭山市で保護され、市内の特別養護老人ホームで18年間暮らしている認知症の男性について、上田清司知事は3日の定例会見で、「ほぼ家族で間違いない方からの連絡があった」と述べ、96年ごろに行方不明になった東京都渋谷区の野村正吉さんとみられる、との認識を示しました。
 男性が保護された当時、「ノムラショウキチ」と名乗っていたのに身元が特定できなかったことを受けて、上田知事は「(警察が管理する失踪者の)データベースの充実を知事会で要望していきたい」と語りました。
 県の担当者は「失踪時期が一致することや、野村さんの家族や近隣住民からの連絡内容などから、野村さんの可能性が高いと判断している」と話しています。男性と家族との面会の日程は未定だということです。

ニュースURL>>http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20140604/CK2014060402000168.html